グレイ氷河ツアーの料金
グレイ氷河を見に行くお金の大半は、実は船ではなく道のりに消えていきます。私たちが比較している6本のツアーは1人約68–365ドル。そのうちクルーズはほとんどがHotel Lago Greyから出る同じ双胴船Grey IIIを使うので、差額の多くはミニバスとガイドの代金です。以下では料金ごとに何が付くのかを並べ、掲載ページに書かれていない入園券などの費用も足していきます。
13本のツアーを一覧で
まずトップページで紹介している6本、続いてこのガイドでだけ取り上げている7本です。料金はいずれも、安いほうの予約サイトでの大人1人あたりの通常の最低料金です。
| ツアー | 料金 | 湖上・氷上の時間 | 全体の所要時間 | 送迎 | 人数 | 無料キャンセル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Turismo Lago Greyのクルーズ(おすすめ) | 約130ドル | 2時間45分 | 3時間+徒歩 | なし | 船室98席 | 24時間前まで |
| 送迎付きクルーズ | 約300ドル | Grey IIIのクルーズ | 8時間 | プエルト・ナタレス | 記載なし | 24時間前まで |
| クルーズと公園日帰り | 約300ドル | 2時間45分 | 12時間 | プエルト・ナタレス | 5人 | 24時間前まで |
| 湖岸散策付きの公園日帰り | 約68ドル | 船なし | 11時間 | プエルト・ナタレス | 15–16人 | 24時間前まで |
| 氷河トレッキング | 約365ドル | 氷上2.5時間 | 5時間 | なし | 12人 | 24時間前まで |
| Go Patagonia(プンタ・アレナス発) | 約296ドル | グレイ湖クルーズ | 16–18時間 | プンタ・アレナス | 10–14人 | 24時間前まで |
| Isla Yuの送迎付きクルーズ | 約259ドル | 2.5時間 | 8時間 | プエルト・ナタレス | 記載なし | 24時間前まで |
| Howlandersの送迎付きクルーズ | 約220ドル | Grey IIIのクルーズ | 8時間 | プエルト・ナタレス | 20人 | 不可 |
| Go Patagonia(プエルト・ナタレス発) | 約296ドル | グレイ湖クルーズ | 11時間 | プエルト・ナタレス | 記載なし | 24時間前まで |
| グレイ湖のカヤック | 約250ドル | パドリング2.5時間 | 3–4時間 | なし | 12人 | 不可 |
| グレイ川のカヤック | 約670ドル | パドリング3時間 | ほかに片道2時間 | プエルト・ナタレス | 8人 | 掲載ページで確認 |
| Wトレック・エクスプレス | 約1,190ドル | グレイまでのハイキング | 5日間 | プエルト・ナタレスが拠点 | 4人 | 掲載ページで確認 |
| バンで巡る公園日帰り | 約75ドル | 船なし | 12時間 | プエルト・ナタレス | 15人 | 掲載ページで確認 |
メインの6本はどれも前日まで無料でキャンセルでき、支払いも後からで構いません(Go PatagoniaはViatorで後払いを表示)。追加の7本のうち2本は返金が一切ありません。天気で予定がころころ変わる土地では、これが効いてきます。
船だけの料金と、ミニバスで増える分
Turismo Lago Greyの3時間クルーズ(約130ドルから)は湖に出るいちばん安い方法で、Grey IIIを所有する会社に直接支払います。この料金で、氷河までのおよそ1時間と氷壁沿いのもう1時間、それにピスコサワーが付きます。町からの移動は含まれず、桟橋はプエルト・ナタレスから車で2時間です。
Torres del Paine Adventureの送迎付きクルーズ(約300ドルから)なら、プエルト・ナタレスのホテルまで迎えに来てもらい、同じ双胴船に乗れます。つまりミニバスの値段は1席約170ドルです。GetYourGuideでは約285ドルに値下げされていることもよくあります。同じ発想でもっと安いのがIsla Yu Patagoniaのクルーズツアー(約259ドルから)で、宿までの送迎と船上のガイドが付きます。難点は、口コミがまだ5件しかないことです。
クルーズ以外にもお金をかけるなら
Nothofagus Patagoniaのクルーズと公園日帰り(約300ドルから)は、ツアー2とほぼ同じ料金で、10:00の船のあとに公園の展望スポット巡りが加わります。参加者は最大5人。口コミでのコストパフォーマンスの評価は4.8です。難点は食事なしの12時間という長丁場で、口コミも21件しかありません。
Torres del Paine Adventureの公園日帰り(約68ドルから)は6本の中でいちばん安く、船には乗りません。打ち上げられた氷山が並ぶグレイ湖の湖岸を歩けますが、氷河は湖の向こう側に見えるだけです。
Howlandersの氷河トレッキング(約365ドルから)は、氷河そのものの上に立てる唯一のツアーです。送迎はなく、グレイでの1泊が必要になります。詳しくはグレイ氷河の氷河トレッキングとカヤックで。Go Patagoniaのプンタ・アレナス発1日ツアー(約296ドルから)は、料金の大半が移動距離の分です。プンタ・アレナスからグレイ氷河へで順を追って紹介しています。

同じツアーでも料金は2通り
- Turismo Lago Greyのクルーズ。GetYourGuideでは運航会社自身が約130ドルで販売しています。Viatorでは代理店のParaViajantes Toursが同じ船を約180ドルで売っています;
- Torres del Paine Adventureの公園日帰り。Viatorでは約68ドル。GetYourGuideでは通常約87ドルで、約83ドルに値下げされていることもよくあります;
- Go Patagoniaのプンタ・アレナス発ツアー。どちらのサイトでも約296ドルです。
割引価格は日付によって変わるので、実際に行く予定の日で比べてみてください。
クルーズに公園のほかの見どころも
Nothofagus Patagoniaのバンは6:00–6:30にプエルト・ナタレスを出発し、10:00のGrey IIIのクルーズに乗ったあと、午後は最大5人で公園の展望スポットを巡ります。約300ドルから。24時間前まで無料でキャンセルでき、支払いは後からで大丈夫です。
別途かかる費用
- 国立公園の入園料。13本のどれにも含まれていません。掲載ページの記載は約30–49ドル(CLP 34,000とするものも1件)なので、1人約35–50ドルを見込み、事前に買っておきましょう。トーレス・デル・パイネの入園券とルールで詳しく説明しています;
- ミロドンの洞窟。立ち寄る公園日帰りツアーでは約10ドル(CLP 12,000)です;
- 食事。クルーズにはピスコサワーが付きますが、食べ物は出ません。長い1日には昼食を持っていきましょう;
- チップ。料金には含まれていません。運転手とガイドに渡すのが慣例だと書いている掲載ページもあります。
予約に注意したいツアー
Howlandersの送迎付きクルーズ(約220ドルから)は料金こそ妥当ですが、返金不可なのが難点です。Howlandersのグレイ湖カヤック(約250ドルから)も同じく返金不可で、そのうえグレイでの1泊が必要です。ViatorにあるTangolのクルーズは約238ドル、評価3.9で、こちらも返金は一切ありません。私たちならやめておきます。
いちばん安い1日と、いちばん高い1日
W Circuit Patagoniaの公園日帰り(約75ドルから)は、GetYourGuideでいちばん安い公園日帰りツアーで、1,135人の評価で4.8です。難点は、グレイの氷が遠くからしか見えないことです。
Wトレック・エクスプレス(約1,190ドルから)は、グレイまで歩く日を含む公園での5日間です。難点は、宿がプエルト・ナタレスのタイニーハウスで3人の相部屋、ガイドが付くのは初日だけ、さらに約49ドルの入園料が別にかかることです。トレイルについては歩いて見るグレイ氷河で紹介しています。
2人で行くと、合計いくら?
プエルト・ナタレスに泊まるカップルの場合、ツアー1なら約130ドルの2人分に、入園券2枚とレンタカー代、ガソリン代がかかります。ツアー2なら約300ドルの2人分と入園券だけで、ハンドルを握る必要は一度もありません。つまりレンタカーが得になるのは、車の費用が差額170ドルの2倍より安く収まる場合です。ツアー4なら、約68ドルの2席に入園券と洞窟の入場料を足しても、氷河トレッキング1人分をかなり下回ります。チップはどの場合も別です。道のりはプエルト・ナタレスから:送迎か、自分で運転かで比べ、クルーズで何が味わえるかはグレイ氷河クルーズの一部始終で紹介しています。